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2020年 7月 29日 【読める!解ける!】

こんにちは!

担任助手の大木です!

 

先日とある本を読んでいたら、

次のような一節に出会いました。

 

時間の使い方の下手なものが、

まずその短さについて苦情を言う。

 

これは、フランスの思想家

ラ・ブリュエールが残した言葉です。

非常に耳が痛い言葉ですね。

 

時間の使い方については、

今までに他の担任助手が

何度も触れていますが、

実際行動に移すのは難しいです。

とはいえ、受験は時間との勝負。

 

限られた時間で

最大限の結果を残せるように、

時間の使い方については色々試しながら

自分だけの時間の使い方を見つけていきましょう!

 

おっと、

これだけでブログが1本書けてしまいそうです…

そろそろ今日の本題に移りましょう。

 

さて皆さん、

現代文は得意ですか?

 

文章を読むのは苦手

そもそも勉強法が分からない

結局はセンス

なんて声が聞こえてきそうです。

 

しかし、考えてみてください。

勉強法が明確でない

センスでしか解けない科目に

100点(共通テストの場合)の配点を

与えるなんて非合理な話が

あるはずがありません。

 

今回は、

現代文とはそもそもどういう科目なのか

どのように勉強すれば点数が伸びるのか

以上二点について

話していきたいと思います!

あくまで私見です。

以下の内容を踏まえて

最終的には自分の方法論を

見つけてみてください!

 

①現代文とはどういう科目か

現代文がいかなる科目なのかを知るうえで、

筆者・出題者・受験生

という三角関係が重要になります。

筆者は、本文を書く人。

出題者は、筆者が書いた文章の一部を

持って来て、問題を作る人。

受験生は、その問題を解く人です。

 

この三角関係の中で、

筆者の主張(イイタイコト)を

本文の中から読み解き、

「理解できた」ということを、

答案を通じて出題者に伝える

これが、現代文の本質です。

 

②現代文が解けない原因は?

現代文が解けない原因は

大きく分けて3つあります。

1つ目が、語彙力の欠如。

2つ目が、本文が正しく読めていない。

3つ目が、問題が解けない。

皆さんはどの段階に当てはまるでしょうか?

それぞれ順番に見ていきましょう。

 

②-1 語彙力の欠如

現代文における本文は、

もちろんのこと「日本語」で書かれています。

日本語なのになぜか読めない。

よくよく考えたら不思議ですね。

では読めない原因は何かと考えた時に、

ポイントになってくるのが語彙です。

大学受験は、入学者を選抜するための試験、

いわば、「落とすための」試験です。

 

ですから、

普段の生活では使用しないような

語彙がたくさん出てきます。

例えば、

コスモス

恣意的

拘泥

この3つの語句の意味、すぐに分かりますか?

これらが分からないという人は、

語彙力不足といえるかもしれません。

 

え、わからない…という人は、

東進であれば、今日のコラム

自力でやるなら、

現代文キーワード集等を使って

頻出の重要語句だけは確実に抑えましょう。

 

②-2 本文が正しく読めていない

筆者には、プロの伝え方というものがあります。

その一つの特徴として、

わかりやすいことをわかりにくく

1行で済むこと何行にも何十行にも渡って書く

というものがあります。

イイタイコトは1つなのに、

それをあえて長く書く。

ということは、

当然読む際には

しっかり読むべき部分と、

或る程度流し読みしても良い部分が存在します。

それらを見分ける上で大事なのが、

指示語・接続語

段落間のつながり

具体と抽象の仕分け

です。

本当はそれぞれについて

解説したいところですが、

今回は長さの関係で割愛します。

これらを意識しながら、

読み方の

強弱をつけていくと

圧倒的に読みやすくなります

 

対策として一番良いのは、

やはり学校(或は塾・予備校)の授業です。

まずは教科書の本文

次に参考書や問題集・模試の文章など

多くの文章に触れる中で、

以上の力を磨いていきましょう!

 

②-3 問題が解けない

本文で言っていることは分かるけど、

選択肢で引っかかる

最後の2個までは絞れるけど間違える

こういう声をよく聞きます。

しかし、このケースにおいては、

本文が正しく読めていないという

場合がほとんどです。

現代文の科目の本質が

”筆者の主張を理解することにある”

とすれば、

当然解答の根拠も本文中にあります

皆さんは選択肢を切る時に、

正しく本文を読み解き、

正しく根拠が拾えているでしょうか?

 

何となく選択肢を選んでいた

複数の選択肢を行ったり来たりしてしまう

という人は、

本文に戻って解答の根拠を見つけることを

意識してみましょう!

 

また、この練習は

模試など復習の際にも必須です。

本文のどこから根拠を拾ってきたのか

間違いの選択肢のどこが本文と違うのか

を常に念頭に置いて

復習するように心がけましょう!

 

具体的な対策としては、

学校(或は塾・予備校)の授業

模試の解説の熟読

解説授業の視聴

等を活用していくと良いでしょう。

 

以上、現代文の勉強方法を

三段階に分けてみてきました。

現代文は

決してセンスで解く科目ではありません!

もし今までセンスで解いていた

何となく解いていた

という人は、

是非今回の内容を参考にしてみてください!

読める!解ける!という感覚を

実感してもらえると思います!

 

今回話した内容は

概論なので、

くわしく知りたい人は

個人的に聞いてください!

 

※今回の内容は林修先生の授業内容、及び、

市販の現代文参考書がもとになっています。

 

明日の更新者は、

高梨担任助手です!

お楽しみに!

 

 

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