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2020年 5月 2日 【入試における得点調整の恐ろしさ】佐野
こんにちは!
担任助手1年の佐野です!
5月に入り、段々と暑くなってきましたね。
さて、先日不合格だった大学から成績が開示されました!
英語:71点
国語:71点
世界史:92点
合計:174.26点
(合格最低点:178.67点)
ん?
合計が合わないぞ…..
実際の得点の合計は、234点。
ですが合計得点は174.26点。
そうなんです。
実は、得点の標準化が行われていて
実際の得点(素点)と合否判定に使われる得点は異なるんです!!
標準化とは
それぞれの教科の平均点によって、
実際の得点に大学独自の計算を加えた点数にすることです。
例えば、
英語の平均点が低かった場合→標準化後の得点が高くなります
国語の平均点が高かった場合→標準化により得点が低くなります
赤本などの過去問の類に合格最低点が載っていますが
標準化後の得点ですので気を付けてください!
合格最低点6割→6割取れれば受かるわけではないです!!
今回は得点の標準化を紹介しましたが、
その他に偏差値を得点として採用する大学もあります。
素点で70点取っても平均点が70点であれば、
合否判定で使われる得点は50点になってしまいます!
過去問を解くときは
「合格最低点を超えるんだ」という気持ちではなく
自分で目標を設定して、それをボーダーとして演習することを勧めます!
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