【”目的”と”手段”】 | 東進ハイスクール 成田駅前校 大学受験の予備校・塾|千葉県

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2020年 6月 3日 【”目的”と”手段”】

みなさんこんにちは!

東進ハイスクール成田駅前校の大木です!

 

今日のテーマは、

「”目的”と”手段”」

です。

 

最近の高校生を見ていると、

”目的”と”手段”が逆転してしまっているな…

と思うことが多々あります。

その最たるものが

学校の課題です。

 

学校の課題は何のためにあるのか。

これは、色々な回答が想定されそうですが、

大きく次の2つに分けられると思います。

①未習範囲の予習

②既習範囲の復習

 

課題を出す側の立場を想定すると、

前もって学習したうえで

授業に臨んでほしい。

そうすれば理解も深まるはず。

授業で扱った内容を反復し、

知識を定着させてほしい。

といったことが考えられます。

 

端的に言えば、

課題の”目的”は”

「学力向上」ですね。

 

しかし、実際に取り組む側の

高校生にとっては、

「やらされる学習」として

定着してしまっているように思えます。

(もちろん中には、自分の学力向上に

課題を活かせている人もいると思います)

これこそが、

”目的”と”手段”の逆転です。

本来学力を上げるための”手段”

であるはずの課題が

”目的”になってしまっています。

 

これは、勉強全般にも言えます。

いきなりですがみなさん、

勉強って何のためにしますか?

成績を上げるため

高校を卒業するため

大学に合格するため

もちろんこれらを最上の目的としている

人もいると思います。

 

しかし、

成績を上げることも

高校を卒業することも

大学に合格することも

人生というスケールで見た時には、

中間地点に過ぎません。

 

僕が思うに、

勉強の真の”目的”は、

将来の夢や志を達成すことです。

勉強は、

この目的を達成するための

”手段”にすぎません。

ただし、

生涯研究をしたいという場合については、

目的が勉強になるので、

その場合は例外ですね。

 

そのはずなのに、

気付くと

あぁ、勉強やらなきゃ…

課題遣やらなきゃ…

のように、

”手段”であるはずの”勉強が

”目的”になってしまっている…。

 

つらつら書いてきましたが

普段勉強しているときは、

こんなこと考えないですよね(笑)

しかし、

勉強は将来やりたいことを叶えるための

”手段”だ

と思うと、多少なりとも勉強への

意識も変わってくるのではないかな…

と思います。

今将来について全く決まっていないという人は

是非時間をとってじっくり考えてみて下さい。

そうすれば、勉強に対するモチベーションも

上がるかもしれませんよ!

 

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